当院の医師を紹介いたします。
1957年に母が開院して以来、当院は「どんなときにも患者さまの立場で考え、親身に対応する」という信念を受け継いで内科を中心とした診療を行っています。おかげさまで、地域の皆さまが多数来院され、身近な “健康相談室”として頼っていただけるようになりました。
このたび、旧医院の隣に念願であった新医院を建てて移転しました。新医院は玄関でスリッパに履き替える必要がなく、車いすでも動きやすくゆったりとした間取りです。内視鏡検査室や感染症専用室を新設し、禁煙治療も開始しました。昨年から消化器内科を専門とする娘の大林倫子副院長も加わりましたので、時代の変化に的確に対応し、地域に貢献し続けたいと願っています。
これまで総合病院で勤務していましたが、生まれ育った当院で心機一転、頑張ろうと心地よいプレッシャーを感じています。
身近なホームドクターとして、皆さまの家庭や暮らしの環境を踏まえて、より良い治療を提案することが大切だと思います。
病院では内視鏡検査の経験を積みましたので、がんになりやすいと思う方にはできるだけ早めに苦痛が少ない検査をお勧めし、生活習慣病の改善や禁煙指導などにも取り組んでまいります。
昭和32年(1957年)にマツイ医院を開業して以来、地域のかかりつけ医として半世紀以上たちました。開院当時はこの場所より離れた位置にあり、今回の移転は2度目になります。それだけ長い期間地域の皆さまとともに歩み続けることができ、感慨深く感じております。
私が院長を務めていたころは、患者さまの具合によっては真夜中でも駆けつけるのが開業医の務めでした。そこから、娘のきよ子、孫の倫子へと世代が移り変わりますが、当時と変わらぬ気持ちで患者さまに身近な医療を届けてまいります。
今後もマツイ医院をよろしくお願い申し上げます。
各医師の診療日については外来医師担当表をご覧ください。